WordPress Speed
WordPress高速化|
プラグインなしの表示速度改善
表示が遅いと感じたら、まず今の速度を測って残してください。プラグインを足す前に、画像と読み込みの量を減らすところから始めます。数字が動かない部分だけ、あとからキャッシュを見直します。高速化だけの定価は設けていません。
WordPress高速化|表示速度の確認
WordPress高速化で最初にやるのはプラグイン追加ではありません。いまの表示速度を残すことです。測らずに設定を触ると、何が効いたのか分からなくなります。効いていない設定が残り、管理画面だけが重くなります。
確認は公開面と管理画面を分けて書いてください。公開面は訪問者が見る画面、管理画面は投稿一覧や設定です。両方遅いのか片方だけ遅いのかで、手順が変わります。公開面だけ遅いなら、画像とテーマとフロントの読み込みを先に見ます。管理画面だけ遅いなら、プラグインの数とデータベースを先に見ます。
記録は日付、測ったURL、端末、回線の種類、使った道具、主な数値の5点で足ります。スクリーンショットだけ残して数値を書き忘れると、あとで比較できません。同じURLを同じ道具で取り直す前提で残してください。
表示速度の測り方
公開面はブラウザの開発者ツールでネットワークを開いて測ります。ページを再読み込みし、読み込み完了までの時間と転送量を見てください。赤い行やサイズの大きいファイルが並んでいれば、そこが候補になります。画像、動画、外部フォント、地図、埋め込み投稿、チャットウィジェットが上位に来ることが多いです。
最初の1バイトが返るまでの時間も見てください。ここが長いと、サーバー側の待ちかPHPの処理が重い状態です。ここが短くて画面の完成が遅いなら、ファイルの量と描画の遅さが主因です。この切り分けをしないままキャッシュプラグインを入れると、原因が隠れます。
PageSpeed Insightsなどの公開計測も使えます。モバイルとデスクトップで点数が分かれます。点数そのものより、指摘の上位を読んでください。次世代フォーマット、画像サイズ、使っていないCSS、使っていないJavaScript、第三者スクリプトが並ぶことが多いです。指摘を全部一度に直そうとせず、自分で直せるものから1件ずつ潰してください。
計測はトップだけにしないでください。下層の代表を1ページ、投稿の代表を1ページ、問い合わせページを1ページ入れます。トップだけ速くて下層が重いサイトはよくあります。スライダーや動画がトップにだけある場合と、全ページで同じ重いフッターを読んでいる場合で、対処が違います。
計測は一度で終わらせないでください。変更の前、画像を直したあと、読み込みを止めたあと、キャッシュを入れたあとの4回は残します。変更を重ねてからまとめて測ると、何が効いたか分かりません。効いていない設定を残したまま次のプラグインに進むのが、失敗の型です。
自分の回線だけで判断しないでください。社内の速い回線では、問題に見えないことがあります。モバイルの計測結果と、実際のスマホでの操作感を両方見てください。スクロールが引っかかる、ボタンがすぐ押せない、画像が後から落ちてくる、は点数とは別に記録します。
公開面と管理画面
公開面の遅さは訪問者の離脱に直結します。管理画面の遅さは、更新作業の負担になります。両方を同じ薬で直そうとしないでください。公開面向けのページキャッシュは、管理画面には効かないことが多いです。管理画面向けの整理は、公開面の見た目を変えません。
公開面で見る場所は次の通りです。ファーストビューの画像、スライダー、背景動画、ウェブフォントの種類、Googleマップ、SNS埋め込み、チャット、アクセス解析のタグ、広告タグ。トップに動画を置いている場合は、再生前でもファイルを取りに行く設定になっていないかを見てください。
管理画面で見る場所は、投稿一覧の件数、メディアライブラリのサムネイル生成、編集画面のブロックの数、同時に動いているプラグイン、自動保存の頻度です。編集画面だけ重い場合は、公開面の高速化プラグインを足しても改善しません。
ログインした状態で公開面を見ると、キャッシュが効いていないことがあります。計測はログアウトした状態、またはシークレットウィンドウで行ってください。ログインした自分だけ速い、または自分だけ遅い、を公開面の速度と混同しないでください。
サーバーの管理画面にキャッシュや画像最適化がある場合は、先にその有無を書いてください。レンタルサーバー側ですでに圧縮やキャッシュが動いていることがあります。プラグインを足す前に、サーバー側のスイッチを確認します。重複すると、公開面が壊れたり管理画面が遅くなったりします。
WordPress高速化|プラグインなしで先にやること
プラグインなしで先にやることは2つに絞ります。画像を軽くすることと、使っていない読み込みを止めることです。この2つで公開面の転送量が落ちることが多いです。キャッシュはあとでも間に合います。先にキャッシュを入れると、重いファイルを高速に配る状態になり、原因が見えにくくなります。
作業前にバックアップがあるかを確認してください。ファイルとデータベースの両方です。バックアップの取り方は別記事に分けています。ない状態でテーマやfunctions.phpを触らないでください。戻せる状態だけが、自分で進めてよい範囲です。
画像の軽量化
メディアライブラリを開き、最近追加した画像のファイルサイズを見てください。1枚で1MBを超えている画像がトップや下層のメインに使われていれば、そこが第一候補です。スマホの写真をそのまま上げると、幅が4000ピクセルを超えることがあります。表示幅が800ピクセルなら、それ以上の幅は無駄になります。
直す順番は、公開中のページで使っている画像からです。使っていない画像を先に圧縮しても、表示速度は動きません。トップ、下層のメイン、投稿のアイキャッチの順でよいです。ギャラリーや過去記事の一括変換は、あとでよいです。
アップロード前に幅を落としてください。パソコン上で長辺を表示に必要な大きさまで縮小し、JPEGまたはWebPで書き出します。WordPressに上げてからプラグインで変換する方法もありますが、元ファイルが大きいまま残るとバックアップとサーバー容量を食います。元を軽くしてから上げる方が、あとが楽です。
すでに上がっている画像は差し替えてください。ブロックやテーマの画像を選び、軽いファイルに置き換えます。ファイル名を変えると、URLが変わり検索や外部からの参照が切れることがあります。同じファイル名で上書きできる手段があるなら、それを使います。上書きできない場合は、差し替え後に古いファイルを残すか消すかを決めてから進めてください。
形式はWebPを優先してよいです。対応していない古いブラウザ向けにJPEGを残すかどうかは、テーマの出力に依存します。picture要素で出し分けているテーマなら、そのままでよいです。テーマが1形式しか出さないなら、表示できる形式を選びます。AVIFは環境差が大きいので、急いで全部を移さないでください。
アイキャッチとロゴとfaviconは分けて考えてください。ロゴをPNGのまま大きく載せていると、端の透明は必要でも中身の解像度は過剰なことがあります。faviconを巨大なPNGのままテーマに直書きしていると、全ページで無駄になります。ロゴは必要な表示幅の2倍程度までで足りることが多いです。
画像の幅と高さをHTML側で持たせてください。寸法がないと、読み込み中にレイアウトが落ちて体感が悪くなります。ブロック編集で画像を入れた場合は、寸法が入ることが多いです。テーマのカスタムHTMLやウィジェットに直書きしたimgは、寸法が抜けやすいです。loading="lazy"はファーストビュー以外に付けます。ファーストビューのメイン画像にlazyを付けると、初回表示が遅くなることがあります。
動画は画像より重いです。自動再生の背景動画は、表示速度の点数を大きく落とします。必要なら短いループに置き、自動再生を止めてください。YouTube埋め込みは、ページ表示と同時に関連スクリプトを読みます。クリックしてから読み込む形にできるテーマやブロックなら、それに切り替えてください。埋め込みをやめ、静止画とリンクだけにするだけでも、転送量は落ちます。
不要な読み込みの停止
使っていないプラグインは停止してください。停止と削除は分けます。停止だけなら戻しやすいです。削除は、依存するショートコードやウィジェットが残っていないかを見てからにしてください。停止しただけで、公開面のスクリプトが減ることがあります。
全ページで読んでいるものを洗い出してください。開発者ツールのネットワークでjavascriptとcssとfontを絞り込みます。どのページでも同じ外部ドメインが並ぶなら、フッターかヘッダーの共通読み込みです。チャット、ヒートマップ、複数のアクセス解析、SNSの追従ボタン、使っていないスライダー用スクリプトが残りやすいです。
テーマのカスタマイザーとウィジェットを見てください。ホームページにだけ必要なスライドを、全ページのヘッダーに置いていないか。サイドバーのカレンダー、最近のコメント、RSS、検索フォームがテーマの初期状態のまま残っていないか。使っていないウィジェットは外します。
絵文字用のスクリプト、ブログカード用の外部取得、埋め込み用の追加CSSは、テーマや本体の設定で止められることがあります。設定画面にスイッチがあるなら、プラグインを足さずそこで止めてください。functions.phpで止める方法もありますが、テーマ更新で消える子テーマなしの編集は戻しにくいです。子テーマか追加の小さなプラグインを自分で保守できる人だけが、触る範囲です。
ウェブフォントの種類を減らしてください。見出し用と本文用で家族が分かれ、さらに太さが4種類あると、初回表示で待ちます。使っている太さだけ残します。システムフォントで足りるページは、ウェブフォントを外してよいです。外部から読むフォントは、第三者スクリプトと同じ待ちになります。
Googleマップは問い合わせページだけに置いてください。全ページのフッターに地図を置くと、全ページが重くなります。住所とリンクだけにして地図ページへ誘導する方が、公開面は軽いです。SNSのタイムライン埋め込みも同様で、公式ページへのリンクで足りることが多いです。
アクセス解析は1系統にまとめてください。同じ目的のタグが2つあると、待ちが二重になります。広告タグや conv 用のタグは、担当が違うと増えやすいです。誰が何のために入れたかを書き、必要なら残し、分からなければ一時停止して表示を見てください。止めたあとでコンバージョンが追えないと困るものだけ戻します。
WordPress高速化|表示速度改善の手順
画像と不要な読み込みを減らしたあとで、キャッシュとCSSとJavaScriptを見ます。この順を守ってください。キャッシュを先にすると、古い重いページが配られ続けます。CSSとJavaScriptの結合や遅延は壊れやすいので、最後に近い位置で扱います。
手順は1変更1確認です。変更したら対象URLを再計測し、見た目とフォームとメニューを目視してください。問い合わせフォームの送信、カート、会員ログインがあるサイトは、そこを必ず踏みます。表示が速くなっても送信できないなら戻してください。
キャッシュ
キャッシュは、同じページを毎回PHPで組み直さない仕組みです。公開面のHTMLを保存して返すページキャッシュが、最も効きやすいです。オブジェクトキャッシュやデータベースキャッシュは、環境が揃っていないと効果が出ません。最初から全部を入れないでください。
サーバー側にキャッシュがあるかを先に見てください。レンタルサーバーのコントロールパネルに「ページキャッシュ」「高速化」などのスイッチがあることがあります。すでに有効なら、WordPress側に同種のプラグインを足さないでください。効いているかは、ログアウトした状態で2回連続で同じURLを開き、2回目の待ちが短くなるかで見ます。
キャッシュの除外を決めてください。カート、マイページ、問い合わせの確認画面、会員向けページは、キャッシュすると古い内容や他人の情報が見える事故になります。フォームのnonceが効かなくなることもあります。公開の会社案内やブログ一覧から始めてください。動的なページは除外リストに書きます。
キャッシュを消す手順を先に覚えてください。更新したのに反映されない、と慌てて設定を増やす前にキャッシュを消します。サーバー側、テーマ側、CDN側、ブラウザ側の順で見てください。ブラウザの強制再読み込みだけでは、サーバー側は消えません。誰がどの画面で消すかを、1枚のメモに残します。
プラグインなしでキャッシュを扱うなら、サーバー側のスイッチと、wp-content 配下にできるキャッシュ用フォルダの削除が中心になります。フォルダを消す前にバックアップを取ってください。中身が分からないフォルダをまとめて消さないでください。キャッシュ用と分かっているフォルダだけを対象にします。
ログイン中のプレビューと公開面のキャッシュは、別物として扱ってください。編集画面で直した内容が自分には見えて訪問者には古い、はキャッシュの典型です。公開確認はログアウトか別ブラウザで行います。これを習慣にすると、「直っていない」誤認が減ります。
CSSとJavaScript
CSSとJavaScriptは、減らす、遅らせる、の順で見てください。結合して1ファイルにまとめる手法は、通信の回数が問題だった頃の名残で、いまの通信では必須ではありません。無理に結合すると、更新のたびに巨大ファイルが再取得され、どれが壊れたか分からなくなります。
使っていないCSSは、テーマの全スタイルを1本で読んでいると起こります。トップにしかないスライダー用のCSSが、下層でも読まれます。自分でテーマを直せるなら、条件分岐でページごとに外してください。直せないなら、そのブロックやウィジェット自体を外す方が安全です。
JavaScriptは描画を止めるものが危険です。スライダー、アニメーション、追従メニュー、同意バナー、チャットが同時に動くと、初回操作が遅れます。必要なら、同意バナーとメニュー以外は遅延読み込みにしてください。テーマに遅延のスイッチがあるなら、プラグインより先にそれを使います。
jQueryをテーマやプラグインがまだ読んでいることがあります。自分で新規にjQueryを足さないでください。すでに読んでいるものを無理に外すと、管理画面やスライダーが止まります。外す対象は、自分が足した余分な読み込みに限ります。
インラインの style 属性を量産しないでください。見た目の調整はテーマのCSSへ移します。インラインが多いと、キャッシュの効きと保守が悪くなります。今回の表示速度改善でも、インラインで点数を稼ぐ書き方はしません。
外部スクリプトはドメインごとにまとめて見てください。同じ会社のタグが複数に分かれていても、待ちは残ります。必要最小の1つにします。タグマネージャを使っている場合は中身のタグ一覧を書き出し、半年以上見ていないタグを止めてください。入れた人の名前が分からないタグは、停止候補です。
変更したCSSとJavaScriptは、キャッシュが残ると古いファイルが当たります。ファイル名に更新用の番号が付くテーマなら、更新後に一度キャッシュを消してください。付かないテーマなら、ブラウザの強制再読み込みとサーバー側キャッシュ削除を両方行います。崩れて見えたときは、先にキャッシュを疑ってください。
WordPress高速化プラグインを足す判断
画像を軽くし、不要な読み込みを止め、サーバー側キャッシュを確認したあとでまだ公開面が遅いときだけ、プラグインを検討してください。最初から高速化プラグインを複数入れると設定が重なり、管理画面が遅くなり、不具合の切り分けができなくなります。
足す判断は数値で行います。変更前と変更後で、転送量、待ち時間、操作感を比べてください。点数が数点動いただけでは、成功とも失敗とも言えません。トップのメイン画像が数秒早く出る、下層のスクロールが引っかからない、など体感と数値が同じ方向に動いたら成功とします。
プラグインなしで足りるとき
次の状態なら、プラグインなしで止めてよいです。サーバー側キャッシュが有効で2回目の表示が速い。トップの画像が適切で転送量が落ちた。使っていないプラグインとウィジェットを止めた。第三者スクリプトが1系統になった。この状態でまだ遅ければ、原因はPHPのバージョン、サーバーの混雑、テーマ自体の重さ、データベースの肥大に移ります。
テーマ自体が重い場合、高速化プラグインで隠すより、テーマの機能を減らすかテーマを変える判断になります。テーマ変更は見た目が変わるので、表示速度の記事の範囲を超えます。ここではテーマの不要なデモ機能、大量のカスタムフォント、全ページの動画背景を切るところまでにしてください。
更新の少ない会社案内なら、ページキャッシュだけで足りることが多いです。毎日投稿するメディアでも、画像と埋め込みを整えればプラグインなしで目標に届くことがあります。届いたら追加しないでください。足した瞬間から、設定の保守が増えます。
足すなら1つまで
足すなら、役割が重ならない1つにしてください。ページキャッシュを出すもの、画像を変換するもの、CSSを遅延するものを同時に3つ入れないでください。1つ選んだら他は入れません。すでに入っている高速化プラグインがあるなら、それを使うか外すかを先に決めてください。残したまま別の同種を足さないでください。
選び方は、設定の少なさでよいです。項目が多い製品は、誤設定の余地が多いです。レンタルサーバーが特定のキャッシュプラグインを案内しているなら、それに合わせます。サーバー側と喧嘩する組み合わせは、公開面が白くなったり管理画面が遅くなったりします。
入れる前にバックアップを取ってください。入れたあとでトップ、下層、フォーム、ログインを見ます。問題が出たらそのプラグインを停止してください。停止で戻らなければ、キャッシュフォルダを消し、サーバー側キャッシュも消します。ここまでが、自分で戻してよい範囲です。
画像変換プラグインを足す場合も1つまでです。サーバー側で画像変換が動いているなら足さないでください。変換済みファイルが増えると容量を食います。変換後に元画像を残すか消すかの設定を書き残してください。消す設定は戻しが難しいので、初期は残す側にします。
WordPress高速化プラグインの設定確認
プラグインを1つ入れたら、設定の一覧を書き出してください。有効になっている項目、除外しているURL、画像変換の有無、CSSとJavaScriptの遅延の有無。画面のスクリーンショットより、テキストの箇条書きの方があとで比べやすいです。
初期設定のまま全部を有効にしないでください。ページキャッシュだけ有効にして計測します。次に画像、その次にCSSとJavaScriptです。段階を踏んでください。全部オンで壊れたとき、どれを戻すか分からなくなります。
管理画面の遅さを感じたら、そのプラグインの統計やデバッグ出力を切ってください。公開面を速くする製品が、管理画面に情報を足して重くすることがあります。公開面の数字が満足なら、管理画面側の余分な表示は止めてよいです。
設定の重複
重複は次の組み合わせで起きやすいです。サーバー側キャッシュとプラグインのページキャッシュ。CDNのキャッシュとプラグインのキャッシュ。画像のサーバー側変換とプラグインの変換。CSS遅延をテーマとプラグインの両方で行う。同じことを2か所でやると、古いページが残り続けるか、スタイルが欠けて表示されます。
重複を疑う合図は次の通りです。更新しても反映されない。ログアウトすると崩れる。スマホだけ崩れる。問い合わせの確認画面でエラーになる。管理画面の保存が終わらない。この合図が出たら、設定を足すのではなく片方を止めてください。
止める順番は、あとから足した側です。サーバー側が先に動いていたなら、プラグイン側を止めます。どちらが先か分からなければ、ページキャッシュを片方ずつ止めて計測してください。両方止めている状態の数値も残します。基準がないと、どちらが悪さをしているか分かりません。
HTMLの縮小、CSSの縮小、JavaScriptの縮小を同時にかけると、フォームやスライダーが止まりやすいです。縮小は見た目の改善より壊れやすいです。点数を追うために縮小を重ねないでください。必要なときだけ、1種類を試験します。
WordPress高速化後の表示速度確認
作業が終わったら、最初と同じ道具で同じURLを測ってください。日付と数値を並べます。転送量が落ちて待ちが短くなっていれば、公開面の高速化は進んでいます。点数が上がっても転送量が同じなら、描画の指摘が減っただけで通信は残っています。両方を見てください。
目視は点数より優先します。メニュー、ドロップダウン、スライダー、アコーディオン、フォーム、検索、ログイン。スマホ幅でもう一度踏んでください。速くなったが押せない、は失敗です。失敗なら直前の変更を戻し、キャッシュを消してから測り直します。
1週間後にもう一度測ってください。キャッシュが温まった状態と冷えた状態で差が出ます。更新を重ねると、画像が再び大きくなります。メディアライブラリに上げる前の縮小を習慣にしてください。高速化は一度の祭りではなく、更新のたびに戻ります。
記録は、サイトの担当が変わっても読める形で残してください。使った道具、除外したURL、止めたプラグイン、残したプラグイン、サーバー側のスイッチ。このメモがあるだけで、次の人が同じプラグインを重ねて入れる事故を減らせます。
公開面が速くなっても管理画面が遅い場合は、別の切り分けになります。管理画面の重さは、表示速度改善の延長では直らないことが多いです。プラグインの数とデータベースと編集画面の確認へ進んでください。公開面と管理画面を、一つの高速化プラグインでまとめて直そうとしないでください。
WordPress高速化が自分で難しいとき
バックアップがない、functions.phpを触る自信がない、キャッシュを消したら画面が白い、フォームが止まった、どこまで戻してよいか分からない、はこの先を自分で進めないでください。止めた状態を残し、公開URLと今入っているプラグイン名を控えます。
サイト当番に相談する場合の入口は、既存のWordPress保守です。更新、日次バックアップ、死活の監視を同じ窓口で見ます。死活は全プランで24時間365日、1秒単位です。マルウェアの常時監視はスタンダード月額17,800円(税別)以上です。人は本当に問題かを見てから進めます。
表示速度だけを切り出した定価は設けていません。継続して見る必要があるなら、ライト月額8,800円、スタンダード月額17,800円、プレミアム月額34,800円の既存枠で扱います。料金の比較は料金ページにあります。まずはWordPress保守を見て、公開URLを添えて相談してください。
あわせて見る
相談
公開URLの切り分け
測った数値と入っているプラグインが分かれば、足す前に止めた方がよいものから返します。高速化だけの料金は作っていません。