WordPress Slow
WordPressが重い|
原因の見つけ方と管理画面の改善
WordPressが重いと感じたら、まず遅い場所が公開ページなのか、管理画面なのか、編集画面なのかを分けて確認します。場所が決まってから、画像、プラグイン、データベースを順に見てください。高速化プラグインを足すのは、切り分けが終わってからです。
WordPressが重い原因の切り分け
WordPressが重いという言葉は、場所が混ざっています。訪問者が見るページが遅いのか、ログイン後の一覧が遅いのか、投稿の編集画面だけが遅いのか。3つを分けて書かないと、直す対象がずれます。公開面だけ速い薬を管理画面に飲ませても効きません。
切り分けは時計を使わなくてよいです。同じ操作を3回やって、「待たされる」と感じる場所をメモしてください。トップを開く、下層を開く、管理画面に入る、投稿一覧を開く、投稿を編集する、メディアを開く、プラグイン一覧を開く。どこで止まるかを1行ずつ書きます。
切り分けの前に、バックアップの有無だけ確認してください。ない状態でプラグインを止めたりデータベースを触ったりしないでください。戻せる範囲だけが、自分で進めてよい作業です。
重いと感じた日の出来事も書いてください。更新した直後か。画像を大量に上げたか。新しいプラグインを入れたか。キャンペーンでアクセスが増えたか。サーバーの障害告知があったか。きっかけがある重さは、設定の見直しより先にその出来事を戻します。きっかけが無い重さは慢性なので、切り分けを続けてください。
同時に複数人で管理画面を開いていると、編集の保存がぶつかり待ちが増えることがあります。自分1人で開いたときの重さと、昼間に何人か入っているときの重さを分けてください。人数で変わるなら、プラグインを止める前に作業時間をずらして見ます。
公開面
公開面が重いときは、ログアウトした状態で見てください。ログインした自分向けの管理バーやキャッシュ除外が混ざると、判断が狂います。シークレットウィンドウでトップと下層と問い合わせを開きます。画像が後から落ちてくる、スクロールが引っかかる、ボタンがすぐ押せない、を分けて書いてください。
公開面の重さは、転送量とサーバーの待ちに分かれます。開発者ツールのネットワークで、サイズの大きいファイルを見てください。画像と動画とフォントと埋め込みが上位なら、公開面の読み込みが主因です。最初の応答までが長いなら、サーバー側かPHPの処理が主因です。公開面の測り方と画像の直し方はWordPress高速化に手順を置いています。この記事では、管理画面と編集画面の切り分けを厚くします。
公開面だけ重いのに管理画面のプラグインを全部止めても、原因は残ることがあります。テーマのデモ機能、全ページの地図、チャット、複数の解析タグは、管理画面の一覧には「重い」と出ません。公開面のネットワークを見ないと見つかりません。
管理画面
管理画面が重いときは、ダッシュボード、投稿一覧、メディア、プラグイン、設定の順で開いてください。ダッシュボードだけ遅いなら、ウィジェットの外部取得が疑わしいです。投稿一覧だけ遅いなら、件数と下書きとカスタム欄が多い状態です。メディアだけ遅いなら、サムネイル生成と画像の枚数です。プラグイン画面だけ遅いなら、更新確認の通信です。
管理画面の遅さは、ページキャッシュでは直りません。公開面用のキャッシュプラグインを足しても、管理画面は毎回PHPで組まれることが多いです。先にプラグインの数とデータベースを見てください。見た目の点数を上げる作業と混ぜないでください。
管理画面に入る瞬間から遅い場合は、ログイン処理とリダイレクトも疑ってください。ログインURLを変えている、セキュリティプラグインが国やIPを見ている、二段階認証の通信が待たされている、ことがあります。ログインできない症状は、別の切り分けになります。入れるが遅い、に限定して進めてください。
編集画面
編集画面だけ重いときは、ブロックの数と再利用ブロックとパターンを見てください。長い固定ページを1画面で開いていると、入力が遅れます。履歴の自動保存が短い間隔だと、保存のたびに待ちます。画像を本文に多数埋め込んでいる記事は、編集画面のプレビューが重いです。
クラシック編集とブロック編集で、重さが違うことがあります。ブロック編集だけ遅いなら、エディタ用のプラグインとテーマのエディタ用CSSを疑ってください。クラシックだけ遅いなら、古いエディタ拡張が残っていないかを見ます。両方遅いなら、サイト全体の管理画面と同じ原因を先に疑ってください。
編集画面の重さを、公開面の高速化で隠さないでください。訪問者向けのキャッシュを強くしても、編集者の待ちは残ります。編集画面の確認は、あとで独立した節に書きます。
WordPressが重い原因|公開面
公開面の原因は、画像と動画と重いプラグインに寄ることが多いです。テーマの見た目をいじる前に、この2つを見てください。見た目の調整は戻しにくく、切り分けの途中でやると何が効いたか分からなくなります。
画像と動画
メディアライブラリで最近のファイルサイズを見てください。1MBを超える画像がトップや下層のメインに出ていれば、そこが候補です。スマホの写真をそのまま上げると、幅が大きすぎます。表示に必要な幅まで落として差し替えてください。差し替えの具体的な手順は、高速化の記事に寄せています。
背景動画と自動再生は、公開面を一気に重くします。再生前でもファイルを取りに行く設定なら、なお重いです。必要なら短い動画にするか、静止画に戻してください。YouTubeの埋め込みは関連スクリプトを同時に読みます。クリックするまで読まない形にできるなら、それに変えてください。埋め込みをリンクに変えるだけでも、待ちは減ります。
ギャラリーとスライダーは、枚数が見えないところで増えます。1枚ずつは小さくても、10枚を先読みすると合計が大きいです。表示する枚数を減らし、遅延読み込みをファーストビュー以外に付けてください。ファーストビューのメイン画像に遅延を付けると初回が遅くなるので、付けないでください。
重いプラグイン
公開面で毎回動くプラグインが重いです。チャット、ヒートマップ、関連記事、目次、SNSの追従、フォームの追加デザイン、ページビルダーの予備機能。停止して公開面を見ると、切り分けが速くなります。停止は削除ではありません。戻せます。
停止は1つずつ行ってください。まとめて止めると、どれが効いたか分かりません。止めた名前と公開面の変化を書きます。変化がなければ戻して次へ進んでください。変化があれば、そのプラグインの設定を減らすか、代替の軽い手段に切り替えます。
ページビルダーは、編集画面も公開面も重くしやすいです。使っていないモジュールやデモインポートが残っていないかを見てください。使っているなら、全部を捨てる判断は急がないでください。使っていないテンプレートとウィジェットから外します。
セキュリティ系とバックアップ系は、公開面より管理画面とサーバー負荷に効きます。公開面が重いからといって、バックアップを止めないでください。止める対象は、訪問者の画面で動いている装飾と計測に限ります。バックアップを止める判断は、別の記事の範囲です。
管理画面が重い原因
管理画面が重い原因は、プラグインの数とデータベースに寄ります。テーマの色を変えても、管理画面は速くなりません。ダッシュボードのウィジェットを減らすだけでも、体感が変わることがあります。最初にダッシュボードの箱を閉じるか外してください。
プラグインの数
有効なプラグインの一覧を書き出してください。名前、最終更新、自分たちが使っているか。使っていないものは停止します。似た役割が二重にあるものは片方にしてください。キャッシュが2つ、SEOが2つ、フォームが2つ、バックアップが2つ、は管理画面の読み込みと更新確認を増やします。
更新確認が集中すると、プラグイン画面が特に遅いです。一覧を開いた瞬間に外部へ問い合わせる製品があります。普段使わない画面が遅いだけなら、急いで触らなくてよいです。毎日開く投稿一覧が遅いなら、数を減らす価値があります。
管理画面に地図や解析のグラフを出すプラグインは、ダッシュボードを重くします。必要な数字は外部の解析画面で見れば足りることが多いです。ダッシュボードを仕事場にしないでください。投稿とメディアと設定だけが速ければ、運用は回ります。
停止したプラグインは、すぐ削除しなくてよいです。依存するショートコードが本文に残っていないかを先に検索してください。残ったまま削除すると、公開面に短いコードが出ます。検索してゼロになってから削除します。
データベース
データベースが重いと、管理画面の一覧も編集の保存も遅くなります。リビジョンが多い記事、スパムコメント、一時データ、期限切れの一時オプションが溜まります。自分で消してよいのは、WordPressの画面から消せるものに限ります。phpMyAdminでいきなり行を消さないでください。
リビジョンは、投稿編集画面の履歴から減らせることがあります。自動保存の間隔を短くしすぎていると、履歴が増えます。履歴を残したい記事とそうでない記事を分けてください。全記事の履歴を一括削除するプラグインは戻しが難しいです。使うならバックアップのあと、対象を限定します。
コメントのスパムは、承認待ちに溜まると一覧が重いです。承認しないものは削除してください。フォームのプラグインがコメントとは別にエントリを溜めている場合は、そちらの画面で古いテスト送信を消します。残す期間を決めておいてください。
一時データはプラグインが作ります。止めたプラグインのゴミが残ることがあります。自分でテーブルを消すのは最終手段です。まずプラグインの設定画面に削除やアンインストールの項目があるかを見てください。項目がないなら、停止までにして相談します。
データベースの容量がサーバーの上限に近いと、全体が不安定になります。メディアはデータベースではなく、ファイル側のことが多いです。データベースが大きいときは、投稿とコメントとプラグインの保存データが疑わしいです。容量の内訳が分からないなら、触らずに内訳を聞いてください。
フォームのプラグインは、テスト送信とスパムを溜めやすいです。受付一覧の件数が数千になっていると、管理画面のその画面だけが極端に遅いです。本番に必要な受信だけ残し、テストと明らかなスパムは消してください。消す前に必要な受信を書き出しておきます。一括削除の対象を間違えると、問い合わせ履歴が消えます。
翻訳や多言語のプラグインは、文字列の複製をデータベースに足します。使っていない言語を有効にしたままにしていると、一覧が重いです。使う言語だけ残してください。言語を消す操作は公開面のURLを変えることがあるので、消す前に公開URLの一覧を取ります。
編集が重いときの確認
編集画面だけ重いときは、記事を分割できないかを先に考えてください。1ページにブロックが並びすぎている固定ページは、入力のたびに待たされます。章ごとに下層へ分けると、編集も公開面の読み込みも楽になります。見た目のデザインを変える話ではなく、編集単位を小さくする話です。
パターンと再利用ブロックが多いと、エディタの初期読み込みが遅れます。使っていないパターンは外してください。全ページで同じ巨大なパターンを読んでいると、編集のたびに待ちます。共通部分は必要最小にしてください。
画像を本文に原寸で多数置いている記事は、編集プレビューが重いです。公開面と同じく、幅を落とした画像に差し替えてください。ギャラリーは枚数を減らして保存し、編集が軽くなったかを見ます。
エディタ用のプラグインを一時停止してください。目次の自動生成、関連記事の下書き表示、SEOの解析パネル、文法チェック、画像の自動圧縮の進捗表示。編集中に右側のパネルがいくつも動いていると、入力が遅れます。必要なパネル以外を閉じ、それでも遅ければプラグインを1つ止めます。
ブラウザの拡張機能が、編集画面を重くすることがあります。広告ブロックや翻訳、パスワード管理が管理画面のスクリプトを止めて、待ちが増えます。拡張を切ったウィンドウで同じ記事を開いて比べてください。拡張側が原因なら、WordPressを触らないでください。
自動保存の間隔が短いと、保存のたびに待ちます。自分で間隔を変える設定がある場合だけ触ってください。テーマのfunctions.phpを見よう見まねで変えないでください。変えた覚えがないのに保存が頻繁なら、エディタ系プラグインの設定を見ます。
重いプラグインの見つけ方
見つけ方は、止めて比べることです。推測で名前を決め打ちしないでください。一覧の上から有名だから重い、は当たり外れが大きいです。今のサイトで本当に待たされているものを止めて確認します。
手順は次の通りです。バックアップを確認します。公開面か管理画面か編集画面かを決めます。その画面を開いた状態の待ちをメモします。プラグインを1つ停止します。同じ画面を開き直します。待ちが変わらなければ有効に戻し、次を止めます。変わればその名前を残し、設定を減らすか代替を探します。
止めてはいけないものを先に印してください。セキュリティの必須、バックアップ、フォームの本番、会員と決済。これらは最後まで残します。装飾と計測とキャッシュとSEOの予備から止めてください。決済を止めて速さだけ確認する作業は、自分でやらないでください。
ページビルダーとテーマの必須プラグインは、セットで動くことがあります。片方だけ止めると公開面が崩れます。崩れたらすぐ戻してください。崩れた事実だけを残し、速さの確認はその組み合わせでは打切りにします。
サーバー側のアクセスログやPHPの遅いログが見られる人は、繰り返し出るプラグイン名を手がかりにしてよいです。見られない人は、止めて比べる方法で足ります。ログの読み方が分からないのに、本番のログ設定を変えないでください。
見つけたプラグインはすぐ削除しないでください。設定を減らす、特定ページだけ無効にする、読み込みを遅らせる、代替の軽い手段に移す、の順でよいです。削除は依存がなくなってからです。依存の確認は、本文検索とウィジェットとショートコードです。
WordPressが重い改善の手順
改善は、先に効くものとあとから見るものに分けてください。先に効くものは戻しやすく、効果が目に見えます。あとから見るものは、知識と権限が要ります。先に効くものを飛ばして、データベースを触らないでください。
先に効く改善
使っていないプラグインを停止してください。ダッシュボードの外部ウィジェットを外します。公開面の大きな画像を差し替えます。全ページの地図とチャットを外すか、1ページに閉じます。解析タグを1系統にします。これだけで、公開面と管理画面の両方の待ちが減ることがあります。
公開面の画像と読み込みは、プラグインなしの表示速度改善の順で進めてください。この記事と同時に高速化プラグインを足さないでください。切り分け中にキャッシュが入ると、止めた効果が隠れます。
投稿一覧が遅いときは、表示件数を減らしてください。画面上の表示オプションで、件数を20から少なくします。下書きとゴミ箱を整理してください。カスタム欄を大量に出す一覧は、列を減らします。一覧が軽いだけで、日常の更新は楽になります。
メディアライブラリが遅いときは、一覧の表示をリストにしてください。グリッドはサムネイルを多数作ります。不要な画像の削除は、公開中のページで使っていないことを確認してからにしてください。一括削除は戻しにくいので、少数ずつ進めます。
あとから見る改善
PHPのバージョンが古いと、全体が遅いことがあります。上げる前に、テーマとプラグインの対応を確認してください。対応が分からないまま上げると、管理画面も公開面も止まります。サーバーの表示だけ見て上げないでください。確認できる人か、相談してからにします。
データベースの最適化は、サーバーの画面に項目があることがあります。最適化の意味が分からないなら触らないでください。リビジョンとスパムをWordPressの画面から減らすところまでが、自分でよい範囲です。
オブジェクトキャッシュやRedisなどの記憶領域は、環境が無いと効きません。導入はサーバーの契約と設定に依存します。無い環境でプラグインだけ有効にしても、管理画面は速くなりません。あるかないかが分からなければ足さないでください。
テーマの交換は最後です。見た目が変わります。重い原因がテーマのデモ機能なら、機能を切る方が先です。切っても遅く、プラグインも減らしたあとでテーマを検討してください。交換の前に、バックアップと表示確認の時間を取ります。
WordPressが重い改善のあと
改善のあとは、切り分けに使った同じ操作をもう一度踏んでください。トップ、下層、管理画面、投稿一覧、編集、メディア。速くなった場所と変わらない場所を書きます。変わらない場所が残っても、全部を一度に直そうとしないでください。残った場所の種類を見て、次の一手を決めます。
止めたプラグインの一覧は残してください。1か月後に誰かが同じ製品を入れ直す事故が起きます。残した理由と止めた理由を短く書きます。設定を減らした製品は、どの項目を切ったかも書いてください。
公開面が速くなり管理画面が残るなら、データベースとプラグインの数を継続して見てください。管理画面が速くなり公開面が残るなら、画像と第三者スクリプトを見ます。両方残るなら、サーバーの混雑やPHPの版を疑ってください。疑ってすぐ上げないでください。
更新のたびに、画像が大きく戻ることがあります。上げる前に幅を落とす習慣を、担当者で共有してください。重い改善は一度やって終わりではありません。切り分けのメモが、次の担当の手順書になります。
改善のあと1週間は、同じ操作を曜日と時間を変えて踏んでください。昼間だけ遅い、週末だけ遅い、更新した日だけ遅い、は原因が違います。1回の計測で完了としないでください。待たされる画面が戻ったら、止めたプラグインの入れ直しと大きな画像の再アップロードを疑います。
管理画面のユーザを整理してください。使っていない編集者、古い制作会社のアカウント、権限が管理者のままの人。人数が多いと、保存の衝突と不審な操作の切り分けが難しいです。権限は必要な人だけに落としてください。アカウント整理は速さだけが目的ではありませんが、管理画面の安定には効きます。
WordPressが重いのを自分で難しいとき
バックアップがない、決済や会員を止めないと切り分けできない、データベースの中を見る必要がある、PHPを上げる判断が付かない、止めたら画面が白い、はこの先を自分で進めないでください。止めたものを戻せる状態にして、公開URLとプラグイン一覧を残します。
サイト当番に相談する場合の入口は、既存のWordPress保守です。更新、日次バックアップ、死活の監視を同じ窓口で見ます。死活は全プランで24時間365日、1秒単位です。マルウェアの常時監視はスタンダード月額17,800円(税別)以上です。人は本当に問題かを見てから進めます。重い原因の切り分けだけを切り出した定価は設けていません。
継続して見る必要があるなら、ライト月額8,800円、スタンダード月額17,800円、プレミアム月額34,800円の既存枠です。まずはWordPress保守を見て、公開面と管理画面のどちらが待たされるかを添えて相談してください。
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公開面と管理画面のどちらが待たされるかが分かれば、止めてよいプラグインから返します。速さだけの料金は作っていません。